弁護士:吉山 裕基
略歴
1996年 三重県立津高等学校卒業
1997年 同志社大法学部法律学科入学
1999年 同志社大法学部法政治学科転学科
2001年 同志社大法学部政治学科卒業
2002年 通信・放送系企業就職,財務・経理職
2005年 龍谷大学法務研究科入学
2008年 龍谷大学法務研究科卒業
2010年 最高裁判所司法修習生
2011年 京都弁護士会弁護士登録
2013年 吉山裕基法律事務所開設
2014年 つばさ総合法律事務所開設
資格・役職等
京都弁護士会登録
京都弁護士会 司法修習費用給費制維持緊急対策本部 委員
法曹養成制度検討委員会 委員
京都南ロータリークラブ 会員
京信ジュニア・オーナー・クラブ 会員
京都グローバルワイズメンズクラブ 会員
京都中小企業家同友会 伏見支部 会員
法的な問題を知識や能力で対処し,解決するだけでなく,解決にかかる様々なコストを引き受け,結論に納得していただく手助けをすることが仕事であると考えています。
法的な問題が発生した場合,解決のために専門的な知識が必要となるもので,真摯にアドバイスし,代理人として行動することは当然のことです。
それだけでなく,自分で問題の解決にあたろうとすると,多大な時間を割かなければならなくなります。また,時間だけでなく,心的なストレスも大きいものです。仕事や生活やらなければならないことがたくさんあるのに,目の前の問題にかかりきりになってしまい,事業,仕事,生活に支障を来してしまうことも多々あると思います。このような時間的,精神的コストについても無視することはできません。私は,専門家・プロフェッショナルとしての知識や能力をもって問題を解決するだけでなく,事業主や個人の方々の時間的,精神的なコストを引き受けること,それにより事業や仕事に注力し,また,本来の落ち着いた生活を取り戻していただくことを弁護士業務の指針としています。
事業に関する問題も,個人に生じた問題も,一人で悩むのではなく,一緒に考え,相談に乗る人がいるだけで,より良い解決が見つかり,落ち着くものです。
相談にあたっては,依頼者の話を聞き,法的アドバイスに必要な事項だけを聞き取るのではなく,何が悩みの種なのか,原因についても理解できるよう,案件の周辺にある事柄等についても,お話していただいています。
ご相談を受けていると,それまでに受けたアドバイスにあった法律論から導かれる結論について納得できないでいる方も多々おられます。
なぜ法律論がそうなっているか,何が足らないのか,アドバンテージ・ディスアドバンテージはどこか,考えられるリスクは何かを説明しています。その上で,解決に向け,ご自身で納得,判断,決断していただくための選択肢を分かりやすく提供するように心がけています。
実家の家業が個人事業主であり,幼少のころからたくさんの事業主の方と接する機会がありました。また,弁護士としての仕事をさせていただく前,短い期間ですが,企業に勤務しておりました。法律論だけでないポイントにとどくアドバイスは,その時の経験や感覚が糧となっているとの感想をいただく機会が多いように思います。
これまで,事業主の方の相談をたくさん受けさせていただきました。
将来発生する見込みの高い法的な問題に今何を準備選択すべきかについて一緒に考えさせていただいております。突然起こった労働問題への対処,請求を無視する取引先への対応なども行っています。また,資金繰りがショートする目前となり,これまで抱えてきた債権者への対応を一人ではできなくなった,従業員のために事業を少しでも継続できないかといった悩みにも対応してきました。
また,個人の方も,そもそも弁護士に相談してよい問題かわからない,交通事故の被害者であるにもかかわらず加害者側の対応が理解できない,揉めると思っていなかった親の遺産分割で姉妹・兄弟の主張に裏切られた思いがするといった方々にアドバイスをさせていただいております。
相手がなぜそのような主張をするか,弁護士や保険会社など相手の代理として窓口に立つ人の考え,今後の主張見込み等を詳しく説明させて頂くようにしております。